東北地方

東北地方

東北地方

東北地方

東北地方は、日本の地域のひとつであり、本州東北部に位置している。「奥羽地方」とも言い、一般には青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を指す。

これら6県は、本州の約3割の面積を占める。東日本に位置するが、気象や歴史地理学などでは北海道と一緒に北日本とされる。

宮城県・福島県の太平洋沿岸を除いて全域が豪雪地帯で、一部特別豪雪地帯もある。

東北地方は、白河の関から本州最北端の大間崎まで道なりに630km以上あり、東京から姫路間の道のりより距離がある。そのため、東北地方の陸上交通路は、東京までの到達時間短縮が第一に重視され、街道、鉄道、道路の整備は、まず南北を結ぶ交通路が整備された。また、太平洋側の交通の整備が先に進み、日本海側については概してその後に整備された。


青森県

本州の一番北に位置する青森県。世界遺産の白神山地をはじめとして、奥入瀬渓流や八甲田など豊かな自然に触れることができる。青森ねぶたや弘前ねぶたなど全国的に有名なイベントも多い。

文豪・太宰治の生誕地としても知られ、生家は記念館としても公開されている。浅虫温泉郷、酸ヶ湯温泉、十和田湖温泉郷、下風呂温泉郷、みちのく深沢温泉、百沢温泉といった多くの温泉があるのも青森県の特徴

ねぶた祭
ねぶた祭り


岩手銀行赤レンガ館

岩手県

国宝の中尊寺金色堂や毛越寺庭園、中尊寺境内、毛越寺境内附鎮守社跡、無量光院跡、柳之御所・平泉遺跡群などを抱える平泉町は岩手県を旅する観光客のほとんどが訪れる場所。

他にも安比高原スキー場や岩手公園、八幡平温泉郷など数々の見どころがある。名産品の前沢牛を使った料理を堪能したり、岩手雪祭り、鬼剣舞といったイベントも豊富。


宮城県

国宝建築に指定される瑞厳寺、大崎八幡宮など寺社仏閣の数々を有する宮城県は、観光県として全国区の知名度を誇る。かの名将、伊達政宗にまつわる歴史的な文化に触れることもできる。

日本三景の一つ松島、秋保大滝や宮城蔵王など、大自然が満喫できる場所も外すことはできない。また宮城県を代表するグルメといえば牛タンだが、松島の牡蠣も定評があり秋から冬にかけて多くのかき小屋が建ち並ぶ。

伊達政宗公

秋田県なまはげ

秋田県

男鹿市のなまはげや横手市のかまくら、大仙市の全国花火競技大会などで知られる秋田県。きりたんぽや稲庭うどんといった名物料理も人気。

また秋田県は日本でも有数の温泉どころで、乳頭温泉郷や玉川温泉など効果絶大の秘湯も点在している。「青森ねぶた祭」「仙台七夕まつり」と共に東北三大祭りに数えられる「秋田竿灯まつり」には約130万人が訪れる。


山形県

東北最大級のリゾートエリアとして発展してきた「蔵王」をはじめ、最上川、日本海と雄大な自然に触れることができる山形県は全市町村から温泉が湧き出るなど、観光資源にも恵まれる。松尾芭蕉の足跡が残るスポットも有名。

日本一の生産量を誇るさくらんぼを始め、四季折々の色々なフルーツが楽しめる果樹王国として有名だが、山形県はラーメン消費量が全国有数と言われており、米沢ラーメンや酒田ラーメンなどでも知られている。

山形県銀山温泉

福島県若松城

福島県

磐梯山を始め神秘的な五色沼や、国内4位の大きさを誇る猪苗代湖など雄大な自然を有する福島県。会津西街道沿いでかつて栄えた宿場町である大内宿には茅葺屋根の歴史情緒溢れる古民家が数多く建ち並ぶ。

日本三大ラーメンのひとつ、喜多方ラーメンの本場としても知られ他にもわっぱ飯やアンコウ鍋、桃の産地としても有名である。