四国地方

四国地方

四国地方

四国地方

四国は、日本列島を構成する島の一つである。北海道・本州・九州とともに主要4島の一つでもあり、この中では最も小さい。四国には、徳島県、香川県、愛媛県、高知県の4つの地方公共団体(県)があり、4県総人口は約372万人であり、概ね横浜市人口に匹敵する。

東部の徳島県は政治・経済・文化において近畿地方の影響を受けており、北東部の香川県は文化・経済の両面で岡山県とのつながりが深く、西部の愛媛県は広島県や九州の大分県との交流が見られる。一方で高知県は古くは京都、江戸時代以降は東京からの影響が強く、政治・文化的な中央への意識が高い。

瀬戸内海を挟んで、近畿地方・山陽地方・九州に三方を囲まれた位置にある。島の中部には、各県を分断するような形で四国山地や讃岐山脈の山々がそびえており、この地形が近年まで各地域間の交流を困難にしていた。


徳島県

四国の中でも特に豊富な自然資源を有する徳島県。鳴門海峡の渦潮や西部エリアには大歩危小歩危や一宇峡など、絶景を堪能することのできるスポットも豊富。

400年を超える歴史を持つといわれる、徳島が世界に誇る伝統芸能「阿波おどり」でも知られる。徳島市では毎年8月12日から15日までの間、国内外から100万人を超える観光客が訪れるなど、日本有数のイベントである。

徳島県鳴門海峡大橋

香川県小豆島

香川県

日本一小さな県「香川県」。小豆島の寒霞渓や小豆島オリーブ公園は観光スポットとしても有名であり、有名映画に纏わる施設も現存する。他にも「こんびらさん」でおなじみの「金刀比羅宮(ことひらぐう)」やアートの島で国内外から人気の「直島」がある。

エリア内では名物のうどんも楽しむことができる。また、高松市にある栗林公園は国の特別名勝に指定されており、素晴らしい日本庭園を眺めることもできる。


愛媛県

日本三古湯の一つに数えられる温泉郷、道後温泉で知られる愛媛県。道後温泉の歴史は3000年とも言われる。た、松山城や大洲城、宇和島城などの城郭も豊富で、城巡りをするのもお勧め。

愛媛県には石灰岩でできた四国カルストがあり、なだらかな高原は夏には緑の絨毯がひかれたようになるため、乳牛の放牧なども盛んで人気の観光地になっている。夏目漱石の「坊ちゃん」や司馬遼太郎の「坂の上の雲」の舞台となったことでも有名。

愛媛県松山城

高知県坂本龍馬

高知県

「四万十川」や「仁淀川」をはじめとした美しい清流に、「桂浜」「室戸岬」「足摺岬」といった絶景スポットが有名。幕末の志士である坂本龍馬や中岡慎太郎ゆかりの地が点在するなど歴史スポットも多いのが高知県。

「熊野神社祭」、「よさこい祭り」、「四万十川ウルトラマラソン」などの観光イベントや、かんざし、かつおのたたき、鰹節といったご当地グルメも人気が高い。