栗林公園（高松市）

回遊式大名庭園の変化に富んだ庭園として緑豊かな紫雲山を借景に、名は栗林といいながら松で構成されている。園内には六つの池泉、十三の築山、島嶼、芝生、滝、茶室、松林、梅林、竹林、桜林のほか多くの名木、名石のどれもが「一歩一景」といわれる情景を表している。

屋島（高松市）

源平合戦の古戦場として知られる景勝地で屋根型の山上からは波穏やかな瀬戸の海や高松市街などが一望でき、山上には四国霊場第84番札所の「屋島寺」や世界的にも珍しい山頂の水族館「新屋島水族館」などがある。

金刀比羅宮（琴平町）

象頭山の中腹に位置し「さぬきのこんぴらさん」で知られる。古来より海の神様、五穀豊穣・大漁祈願・商売繁盛など多様な信仰を集めてきた。参道口から御本宮までは785段の石段があり、参道には旧跡や文化財が多数ある。本宮拝殿の北西側には展望台が設けられており、讃岐平野の彼方に瀬戸大橋や讃岐富士までも見渡す事ができる。奥社は御本宮からさらに約1km583段の石段を上がった先にあり、高台から琴平市街を見渡せるほか西側に岩壁の天狗面も見ものである。

金丸座（琴平町）

現存する日本最古の芝居小屋で旧金毘羅大芝居として国の重要文化財に指定されており歌舞伎役者による公演が毎年盛大に行われている。

善通寺（善通寺市）

四国霊場第75番札所で弘法大師の誕生池として知られる真言宗善通寺派の総本山。京都の東寺、和歌山の高野山と並ぶ空海三大霊蹟のひとつで空海ゆかりの国宝や大楠があり、創建当時の伽藍配置を残している。

瀬戸大橋（坂出市）

瀬戸内海の優美な多島海を通る道路と鉄道の併用ルートで本州四国連絡橋3ルート中最初に建設された。海峡部9.4kmに2層構造の道路・鉄道併用橋となって架かる6橋を総称して「瀬戸大橋」と呼んでいる。

平和の群像（土庄町）

小豆島の玄関口、土庄港にあり小豆島出身の作家壺井栄の不朽の名作である「二十四の瞳」の映画化を記念して建てられたブロンズ像には平和と幸せを求める永遠の願いが込められている。

銚子渓（土庄町）

野生の猿（県指定の天然記念物）500匹余りが生息し訪れた観光客に愛想を振りまいたり餌をねだったりとかわいい仕草を見せる。

寒霞渓（小豆島町）

四季の美しい風光に恵まれた瀬戸内海を代表する景勝地の一つ。秋には「紅葉の名所」として大勢の観光客で賑わう。

津田の松原（さぬき市）

1km以上にわたって3000本余の老松が千姿万態に群生する。白砂の海岸は遠浅でシーズンには海水浴に落とすれる人も多い。

琴弾公園（観音寺市）

広大な園内には5万本の黒松が群生し東西122m、南北90m、周囲345mの銭形の砂絵「寛永通宝」がある。琴弾山展望台から砂絵は円形に見え、白砂青松の有明はまを背景に沈む夕日が美しいことで知られる。