高知城（高知市）

山内一豊によって創建された高知市の中心にある平山城で三層六階の天守閣や追手門などは国の重要文化財となっており、現存する木造の12天守のひとつである。内助の功で有名な一豊の妻千代の像や板垣退助の像などが高知公園内にある。

桂浜（高知城）

太平洋に面した景勝地で月の名所としても知られている。桂浜公園として整備された園内には水族館や坂本龍馬記念館などがある。龍頭岬には太平洋を眺めるように坂本龍馬像、大町桂月の碑や龍馬彰勲碑などがある。

五台山・竹林寺（高知市）

五台山は桜やツツジの名所で頂上の展望台からは高知平野を見渡す事ができる。山中にある四国霊場第31番札所の竹林寺は、日本三文殊随一の文殊菩薩にまつわる学問の寺。重要文化財の文殊堂をはじめ大師堂、船両堂寺の古い建築物がある。

西島演芸団地（南国市）

甲子園球場の約3倍、1万坪の敷地に13棟のビニールハウスがある花とフルーツの楽園で1年中様々な花に囲まれメロンやスイカを食べることができる。

龍河洞（香美市）

日本の代表的な鍾乳洞のひとつとされ自然の神秘が約4kmにもわたる。弥生時代の穴居生活の跡や石灰華に包まれた弥生式土器を見ることができる。入洞は観光コースの他、体験型の冒険コースがある。

室戸岬（室戸市）

黒潮踊る太平洋へと突き出した室戸岬。そこには緑の峰々を背に白亜の室戸岬灯台がその役目を果たしている。岬の近くには四国霊場第24番札所の最御崎寺がありその前方には室戸岬スカイライン、海岸には約3kmの遊歩道が設けられている。

竜串・見残し（土佐清水市）

足摺半島の西の付け根約1kmにわたり第三紀層の砂岩が海食・風食されてできた奇岩・奇勝が連なる。海底にはシコロサンゴが群生しており海中展望台やグラスボートからその美しい海底世界を見ることができる。

足摺岬（土佐清水市）

四国最南端の岬で展望台からは東は足摺岬から西の叶崎までの海岸線が一望できる。足摺岬の断崖にたつ岬のシンボルとなる高さ18mの白亜の灯台はわが国でも最大級の灯台のひとつである。

四万十川（四万十市 他）

高知県西部に流れる全長196kmの大河。アユや川エビなど80種類にものぼる淡水魚が生息するといわれ、「日本最後の清流」と呼ばれている。独特の漁法によるアユ漁は夏の風物詩で増水寺に水面下に沈む欄干のない数々の沈下橋が風景との調和をなしている。

四国カルスト（梼原町、津野町）

四国のほぼ中央部、高知県梼原町・津野町と愛媛県の県境にまたがる四国カルストは山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並ぶ日本三大カルストのひとつ。標高1000mを超える高原上には一面の緑の草原に白い石灰岩が羊の群れのように散らばった独特の景観が見られ、ハイキングやキャンプに訪れる人々で賑わう。