ミニバスの定員数について

ミニバスの定員数について

ミニバスの定員数について

ミニバス
ミニバス

大型バス、中型バス、小型バスそしてマイクロバスとご紹介してきました本シリーズですが、いよいよ最後のミニバス をご紹介したいと思います。

ミニバス をインターネットで検索しようとすると別のミニバス(ミニバスケットボール)がヒットしてしまうなど、なかなか情報が見つけられないこともあるミニバスですので少しでもお役に立てれば嬉しいです。

他の車両については下記ページをご参照ください。

大型バスの定員数について中型バスの定員数について小型バスの定員数についてマイクロバスの定員数について

ミニバスとは一般的に座席数が9〜13席程度の中型車を指しますが、業界や会社によって名称が異なります。ミニバス以外には「ジャンボタクシー」と呼んだり、トヨタのハイエースコミューターを使用することが多いことから「コミューター」と呼ばれることもあります。

車両の大きさとしてはメーカーによって若干幅がありますが全長約5.4m、全高2.3m、全幅約1.9mというサイズになっています。貸切バス会社は一度に大勢を乗車させることができる大型の車両から揃えるのが一般的なため、保有している会社がまだまだ少ないのが実情です。グループにタクシー会社を有しているバス会社や、観光ではなくロケバスとしての運用をメインとしてる会社がミニバス を持っているケースが多いんです。

特に東京都内など制作会社が集中しているエリアでは比較的ミニバスの手配がしやすいですね。規格上の料金区分は小型バス、マイクロバスと同じ「小型車」扱いで有料道路の料金区分も同じ「中型車」です。バスというよりも普通車に近い車両サイズなので、大きなバスでは運行できない入り組んだ場所へいく場合や冠婚葬祭、企業視察など少人数の移動でその真価を発揮します。

座席数は13席のものが約半数

ミニバス(13席)座席表
ミニバス(13席)座席表

さて、ミニバスも車両によってやはり座席数やレイアウトに幅があるのですが、全体の約半数が上の座席表のような13席タイプです。補助席は通常ついておらず、全て正座席です。この場合荷物置場はないので定員一杯だと大きな荷物を積み込むことはできません。

ミニバス(9席)座席表
ミニバス(9席)座席表

続いて、後部座席を取り外したり、跳ね上げてフラットにすることで荷物を置くスペースを確保した9席タイプの車両です。こちらであれば大きさによりますが、スーツケースが6〜10固定度積み込めます。他にも後部座席が2席の11席タイプなどがあります。

車両によって設備が大きく変わることも

ミニバスは通常少人数の短距離移動を想定しているため、定員数が少なくいわゆる普通乗用車程度の設備しか備えていない車両が大半です。

しかし、保有しているバス会社の特色強く出ている場合、他の車種以上にバリエーション豊かな設備を有していることもあります。例えば少人数の贅沢な旅行をエスコートすることを得意としているバス会社さんでは総革張りのシートや、後部座席が観光バスのようにサロン仕様!に回転できる車両があります。他にもDVDやカラオケ、冷蔵庫といった観光バスさながらの装備があったり、なんとビールサーバーを備えた車両を売りにしている会社もあります。

また、ロケバスとして使用されることも多いため、メイク台を設置した車両や間仕切りのカーテンを完備したミニバスなどなど。日程やエリアによって対応できない場合もありますが、興味がある方は一度問い合わせてみてくださいね♪

利用用途に応じて最適なバスを選ぼう

今回は、ミニバスの特徴、座席数や設備についてご紹介をしました。
小型バス・マイクロバス・ミニバスに関しては車体の大きさや乗車可能人数、観光設備の有無などいろいろな違いがあるものの、料金制度上は同じ「小型車」です。高速道路の料金も小型バス・マイクロバスと同等なため、乗車人数が少ない分、参加者一人当たりの負担はどうしても大きくなってしまいます。

需要と供給のバランスや利用日、エリアなど様々な要素で料金が変わることもあります。参加人数や荷物の量、バスを使うにあたって重視するポイントなど、皆様次第で最適なバスは変わってきます。

少ない人数で、車内の距離感を近くして親睦を図るときや道の混み合う都心をスムーズに回ったりするなどミニバスだからできることもたくさんあります!