守礼門（那覇市）

首里城の城門のひとつで扁額に「守禮之邦」があることから守礼門と呼ばれるようになった。門の構造は中国式の牌楼に似ているが、唐様式と天竺様式を取り入れた琉球独自の様式となっている。16世期に建立されたが、その後1958年に復元された。

首里城（那覇市）

歴代の琉球王の居城。第二次大戦で焼失後1992年に復元された首里城正殿は、沖縄最大の木造建築で唐破風屋根と鮮やかな朱色が独特である。2019年（令和元年）10月に火災が発生、正殿と北殿、南殿が全焼した。1453年・1660年・1709年・1945年の焼失に次いで、歴史上5度目の焼失となった。

ひめゆりの塔（糸満市）

沖縄戦の犠牲者となった「ひめゆり学徒隊」の女学生と教師210名を祀った慰霊の塔。彼女たちの悲惨な体験は映画化された。塔に隣接して資料館もある。

平和記念公園（糸満市）

沖縄戦争終焉の地、摩文仁の丘一帯は平和記念公園として、園内には平和記念堂をはじめ平和の礎、平和の鐘、平和記念資料館や各県の戦没者墓地や令名の塔などがある。

斎場御嶽【せーふぁうたき】（南城市）

琉球開闢伝説にも現れる琉球王国最高の聖地。南城市にあり世界文化遺産に登録されている。

琉球村（恩納村）

100年前の民家を移築して復元した。ほのぼのとした古き琉球に出会うことができる。村内ではエイサー等の芸能も披露され焼物、紅型、藍染などの伝統工芸を見ることができる。

万座毛（恩納村）

沖縄本島のほぼ中央に位置し、隆起サンゴの台地の上には天然の芝が広がり、断崖から臨む東シナ海は雄大な景色が広がる。「万座毛」の由来は「万人もざするに足る草原」、「毛」は野原のことでその周りの植物群落は県の天然記念物に指定されている。

辺戸岬（国頭村）

太平洋と東シナ海の荒波が打ち寄せる沖縄本島最北端の岬であり、晴れた日には水平線上に鹿児島県与論島を望むことができる。近くには2億年前の石灰岩が侵食によってできた奇岩巨石を見ることができる大石林山があり、これは「やんばる国立公園」に属している。

国営沖縄記念公園（本部町）

1975年に開催された国際海洋博覧会の跡地を整備し「太陽と花と海」をテーマに広大な敷地内に沖縄美ら海水族館やビーチ、熱帯ドリームセンター、遊園地などを擁する日本最大の亜熱帯公園。