熱海梅園（熱海市）

約3000本の梅の古木があり毎年1月15日から3月中旬まで梅まつりが行われる。

熱海温泉（熱海市）

開湯は奈良時代といわれる歴史のある温泉。明治時代に尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の舞台になった。

大室山（伊東市）

お椀を伏せたような形の標高580mの草山。山頂にはすり鉢状の火口があり相模湾、伊豆七島、天城連山等を見渡せる。山麓には四季を通して桜が楽しめる「さくらの里」がある。

城ヶ崎海岸（伊東市）

天城・大室火山の溶岩が流れ込んだ約20kmの典型的なリアス式海岸。およそ80カ所の岬と20の島々が点在しピクニカルコースや自然研究所などがある。

石廊崎（南伊豆町）

伊豆半島最南端の岬。100mあまりの断崖絶壁の岬の先端には高さ11mの円筒型灯台がある。

浄蓮の滝（伊豆市）

狩野川上流にかかり玄武岩の岩肌を幅7m高さ25mに渡り流れ落ち、滝の周りや滝壺の岩肌には県指定天然記念物のジョウレンシダが群生している。川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台となった。

修善寺温泉（伊豆市）

伊豆半島のほぼ中央にあり狩野川支流の桂川渓谷にある伊豆最古の温泉で弘法大師が湧出させたという「独鈷の湯」が有名である。

韮山反射炉（伊豆の国市）

江戸時代末期に建てられた大砲を製造するために建てられた。日本の近代化を示す建物で、実際に大砲を製造した反射炉としては国内で唯一現存するものである。2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された。

白糸の滝（富士宮市）

高さ20m、幅150mの湾曲した絶壁から富士山の伏流水が白い絹糸をかけたように流れ落ちる幻想的な景観を見せる名所として知られている。近くには曽我兄弟伝説からなのついたとされる白糸の滝とは対照的に勇壮な音止めの滝もある。

富士山（富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町 他）

富士山は静岡県と山梨県にまたがる活火山である。標高3776m、日本最高峰の独立ほうでその優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。古来霊峰とされ特に山頂部は浅間大神が鎮座するとされたため神聖視された。2013年6月22日には関連する文化財群とともに「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録された。

朝霞高原（富士宮市）

富士山の西麓に広がる緑豊かな牧草地。日本でも指折りの酪農地帯で標高700〜1000mに位置し夏も涼しい。

三保松原（静岡市）

清水港から駿河湾に突き出した美穂半島東岸に広がり万葉の昔から知られた景勝地である。富士山を仰ぎ青い海に打ち寄せる白波、松林の緑が織りなす景観は一幅の絵を見るように美しい。天女の羽衣伝説で知られる「羽衣の松」がある。

日本平（静岡市）

標高308mの丘陵地からは富士山や南アルプス、駿河湾などが展望でき久能山へはロープウェーが連絡している。周辺ではいちご狩りやお茶摘みなどが体験できる。

久能山東照宮（静岡市）

徳川家康を祀った神社。社殿は桃山時代から江戸時代初期にかけて技術の粋を集めてつくられた権現造りで重要文化財。博物館には家康の遺品等が展示されている。

登呂遺跡（静岡市）

弥生式文化時代の特別史跡。1943年に水田、住居、森林跡とともに2000年前の日用品、食物、農漁業用具も発見された。現在は記念公園となっている。

大井川鉄道（島田市 他）

SLを運行している本線（金谷から千頭）と国内唯一のアプト式軌道がある井川線（千頭から井川）で有名。

浜名湖（浜松市 他）

遠州灘とつながる汽水湖。風光明媚な自然が四季を通し様々な情景を見せる。約65k㎡の広大な湖に夕日が沈む瞬間に湖面を赤く染める様は美しい。