福岡市博物館（福岡市）

歴史展示として「奴国の時代」から「福岡の近代化」までを、民族展示としては「マチ・ムラ（農村）・ウラ（漁村）の交流」を主題とし、明治・大正時代の人々の暮らしを展示している。志賀島で出土した「漢委奴国王」の金印も展示されている。

櫛田神社（福岡市）

博多の総鎮守として知られ、全国的に有名な夏を彩る勇壮な博多祇園山笠は櫛田神社の祭礼で、境内には飾り山笠が一年中展示されている。

海の中道海浜公園（福岡市）

博多湾と玄界灘に面した540haの広大な国営海浜公園。大観覧車、サンシャインプールを備え、動物の森で遊び水族館マリンワールドでは海の仲間に出会える。

太宰府天満宮（太宰府市）

学問の神様・菅原道真を祀る全国天満宮の総本社。本殿右横の飛梅は、道真を慕って京から飛んできたという伝説がある。例年1月7日には「うそ替」神事が行われ、歴史館では道真の一生に触れられる。

九州国立博物館（太宰府市）

2005年に東京・京都・奈良に次いで４番目に開館した国立博物館。「日本文化の形成を、アジア史的観点から捉える」という、独特なコンセプトに基づき、展示を行うのみならず文化財を守り調査する博物館科学の現場として重要な役割を担っている。

柳川（柳川市）

掘割が残る城下町柳川は、水郷ならではの情緒を「どんこ舟」の川下りで楽しめる。北原白秋の故郷として知られ生家や記念館がある。柳川藩主立花家の邸宅で、現在「立花氏庭園」として国の名勝に指定された「御花」には座敷からの眺望を楽しむクロマツに囲まれた鑑賞式庭園松濤園や鹿鳴館式の西洋館、松濤園を望む日本建築の100畳の大広間などがある。

英彦山（添田町）

日本三大修験の場として九州全域から信仰を集めた標高1200mの英彦山は、我が国最初の国定公園に指定された雄大な自然と歴史の宝庫で、高原スポーツの場として多くの観光客が訪れいている。山麓・山頂に英彦山神社がある。

門司港レトロ（北九州市）

門司港レトロエリアには、明治から大正に建てられた建物が今も残っており、駅舎としては初めて国の重要文化財に指定された門司港駅や三井物産の社交クラブとして建てられた旧門司三井倶楽部、昭和初期まで税関庁舎として使用されていた旧門司税関など大正浪漫漂う建物がエキゾチックな雰囲気を醸し出している。商業施設も充実しておりミュージアムや美術館など歴史やアートを感じられる場所も多い。

和布刈神社（北九州市）

古くから関門海峡の守護神として信仰を集め、旧暦元日の未明に神官が岩戸のワカメを刈り取り神前に備える神事で知られる。境内からは真上を渡る関門橋、対岸の下関、岩礁に建つ石灯籠が見える。

小倉城（北九州市）

17世期初頭に細川忠興が築城。天守閣は「唐造の天守」と呼ばれ四階と五階の間に屋根の庇がなく五階が四階より大きくなっているのが特徴で、石垣は切り石を使わない「野面積み」という工法で積まれている。